《今週のテーマ》
★信念は一朝一夕では育たない
人間教育にはいろいろな要素がある。しかし、一番重要なのは
感化影響である。部下は上司を見て育つ。その上司がその場限り
の八方美人で、常に風見鶏的な言動を取っていたら、信頼関係な
ど結べるわけがないのである。
「しかし、これだと思う信念に基づいて仕事をしてきたつもりで
も、それがグラつくことだってあるのではないか?」
経済の面でも、環境の面でも状況変化が速い現代では、ややも
すると、挫折感を味わったり、信念がグラつくこともあるだろう。
自分が信じてやったことが思うような結果にならないことも少な
くないかもしれない。
しかし、そこでいつまでも挫折のなかに留まっていてはいけな
い。もう一度仕切り直すのである。
一度や二度の挫折やグラつきで、ゆらいでしまう信念は、まだ
本物とはいえない。挫折したら、その時点で、グラついたらそこ
で、微調整をかけながら磨きあげていく。信念とはそういうもの
である。
つまり、信念とは一朝一夕で築けるものではないのだ。
考えてみれば、管理者は一番、会社の理念と自分の信念の狭間
で悩み多き人種かもしれない。それだけに精神、肉体両面でのタ
フさが要求される。悩み、迷いは日常茶飯事である。しかし、悩
んだり迷ってばかりもいられない。そこで、そんなときの特効薬
を処方しよう。
迷いがあったときは、今日一日を一所懸命に生きることを考え
るのである。朝目覚めてから夜床に就くまでをとにかく一所懸命
やるのだ。昨日のことは思い悩んでももう終わってしまっている
のだし、明日のことはまったく未知数なのである。今日を一所懸
命生きずして、いつ一所懸命やるというのか。その感覚が大切で
ある。
体調が悪いなら悪いなり、思考力が落ちていれば落ちているな
り、状況が芳しくなければ芳しくないなりに、一所懸命生きてみ
るのだ。昨日という過去も、明日という未来も切り離して、今日
頑張る。その意識だけで悩みの大半は消える。
---------------------------------------------
メールマガジン『社長の着眼』
毎週月曜日発行
発行元:ヤスンドコム http://www.yasundo.com
---------------------------------------------
|