《今週のテーマ》
★経営資源6つのファクター
経営というメカニズムが機能するためには6つのファクターが
必要になる。人、物、金、時間、情報、夢である。中間管理者た
る者、常にこの6つのファクターについて考えを巡らさなければ
いけない。自分が置かれた立場で、それぞれの分野についての、
注意点、留意点を書き出し、チェックしていく姿勢が必要である。
例えば、人であれば部下の育成について、叱り方・褒め方のル
ール、物については現在のオフィス機器は十分か?金なら不良債
権を作らないためのポイント、経費の範囲以下、時間なら5分前
の精神とは体と心の準備を済ませた時点が5分前であることを徹
底する、約束に3回遅れたらペナルティを課す、情報なら身近な
情報こそ大切にする、といった項目をリストアップするのだ。
6つのファクターについて6つずつあげれば36項目になるし、
10ずつなら60項目になる。それはそのまま、自分の中間管理者と
して果たすべき任務のリストにも役割のリストにもなるのである。
「この6つのファクターには優先順位はないのか?」
そんな疑問を持つ読者がいるかも知れない。どれも経営資源と
してはなくてはならないものだが、時代のビジネス状況によって、
優先すべきものとそうでないものができてくるということは大い
にありそうだからだ。たしかにそれは言える。
しかし、ビジネス状況よりは、自分が置かれている企業内セク
ションや立場によって、優先順位は変わってくるというのが、そ
の問いに対する答えである。データを扱うセクションでは情報最
優先は当然だし、企画のセクションでは時間ということを何より
優先する必要があるかも知れない。
しかし、中心になるのが人であることは時代に関係なくビジネ
スの原則だと言っていい。しかも、この人の管理がいちばん難し
い。人とは本来人材という意味だが、企業のなかには、マイナス
面ばかりが目立つ人罪もあるし、ただいるだけという人在もある。
あるいは、すこぶる優秀な人財もある。
いずれにしろ、6つのファクターについて、そのあるべき姿を
自分なりに考え、具体的な形で整理しておくことは大切だ。その
部分が明確になっていなければ、使うことも、ましてや活かすこ
ともできないのである。
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メールマガジン『社長の着眼』
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