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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2008年03月24日号(vol.200)
第2・第4月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★戦略、戦術、戦闘の相互作用

 戦闘の進み具合によって、戦術と照らし合わせ、戦略との整合 性を確認する。この姿勢を忘れてはいけない。戦闘だけを見れば 成果を上げているように見えても、それが戦略から微妙にはずれ ているということもないわけではないからである。あるいは、戦 闘によって戦略に変更を加える必要があることが明らかになるこ とだってある。戦略から戦術、戦闘を見直す。

 ただし、戦略のミスを戦闘レベルで補うことはできない。つま り、戦略が間違っていたら、戦闘レベルの戦いがいかに正しくて も、目的を達成することはできないのである。この原則は絶対に 頭に入れておかなければならない。

 ある戦略が示された場合、その解釈の仕方で、組織内はほぼ三 つのグループに分かれる。また、大阪を例に取ろう。
「大阪に行け」
 これが戦略だ。この場合、なんとなく大阪に行くグループがま ずひとつ。ふたつめは「大阪と言っているけど、どうせ途中で変 わるに決まっている」と東京周辺でうろうろしているグループ。 最後は、「大阪と言っていても、絶対大阪ではないはずだ。これ は仙台の間違いだ。よし、仙台に行こう」と勝手に仙台に行って しまうグループである。

 あまりに比喩的すぎてわかりにくいかも知れないから、もう少 し現実論で言うと、最初のグループは、与えられた戦略を素直に 受け取るタイプと考えればいい。ふたつめは提示された戦略につ いて、懐疑的なタイプ。最後のグループは戦略には変更可能性が あると考えるタイプとでもいったらいいだろう。

 もちろん、戦略をそのまま受け止め、そこから戦術、戦闘を見 いだして突き進む人間たちがそろっている組織が一番いいのだが、 一般の組織はそこまで訓練されていないのである。そこに管理者 の難しさがある。懐疑派も、変更派も、やはり戦略方向に向かせ なければいけないからだ。

 どうすればいいか?戦略目的を明確にすること以外にない。
 さらには、戦術、戦闘についても明確にする。ここまでやれば、 戦略方向に向けての足並みがそろう。部下が勝手に仙台に向かう といったことはなくなるのである。
 また、戦略を明確にする上で、自分が預かる部、課の成熟度、 傾向なども踏まえる必要がある。自分の部の戦略、自分の課の戦 略は、そこを押さえないと描けないからだ。当然のことのようだ が、案外これがなされていないのが現状なのである。


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毎週月曜日発行
発行元:ヤスンドコム http://www.yasundo.com
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