《今週のテーマ》
★戦略、戦術、戦闘での方法論
まず、質問をしたい。ある課題を与えられたとき、あなたは戦
略、戦術、戦闘というレベルで方法論を打ち出すか否か?
ビジネスという分野に限定していえば、戦略、戦術、戦闘とは、
それぞれこんな概念で括れると思う。
戦略というのは、何のためにという目的である。例えば、東京
から大阪に行くことを例に取れば、大阪が戦略ポイントになる。
大阪に行くためには、当然なんらかの手段が必要になる。新幹線
で行くのか、飛行機で行くのか、あるいは在来線にするか、バス
にするか、歩くか。これが戦術だ。
さらに戦略を遂行する上ではまた、制約条件がつくことがある。
何時までにといった条件である。その場合には、飛行機でなけれ
ば間に合わないとか、夜行バスがいちばんいいとかということが
出てくる。それらもまた、戦術レベルの問題ということになる。
戦術が決まれば、実際に飛行機のチケットを買う、新幹線の予
約をするといった行動も決まる。その実際行動が戦闘である。飛
行機に乗るために空港へ行ったり、駅に行ったりするのも戦闘レベルだ。
この三つはたがいに緊密な関連性を持ち、常に絡み合って動い
ていくものなのだが、現実のビジネス場面では、ともすると戦闘
にのみとらわれやすいのである。もちろん、戦闘を充実させるこ
となしには、戦術も戦略も意味のないものになってしまうのだが、
戦闘ばかりに磨きをかけることをもってよしとするのは危険な面
もある。
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