《今週のテーマ》
★ビジネス環境によって目的・目標は流動的
現実のビジネス場面では、立場、役割、状況などによって、目
的が時には目標になり、手段・方法になったりもするし、逆に手
段・方法が目標、目的になるケースもある。目的、目標、手段・
方法というものは、このように変わるもの、流動的なものだとい
う認識を持つことが、まず大切である。
「今期は売り上げ100億円を達成する」
会社がこんな目的を掲げたとする。これを部長や課長が部下に
そのまま告げても何の意味もない。会社の目的は部の目的ではな
いし、課の目的でもないからだ。もちろん、部の目的はそのまま
課の目的にもならない。
会社の目的がそこにあるとすれば、部の、あるいは課の目的は
どこに置くべきか。それを的確に設定するのが、リーダーの役割
である。会社の目的を納得し、それを部、課の目的にブレイクダ
ウンする。そこがポイントなのだ。
「個人としての目的、目標、手段・方法の考え方は?」
まったく同じである。自分が属しているチームのなかでの自分
の立場、役割を意識し、そこで目的を設定する。そこから、それ
を達成するための目標、手段・方法へと落としていけばいい。た
だし、このようなプロセスのもとに物事を考えるためには、普段
からその思考スタイルを確立している必要がある。
例えばの話、9時に会社に着くことを目的において、目標、手段
・方法といったものを考えてみることも、十分思考スタイルを確
立するトレーニングになる。この場合、目標は8時に家を出ること
になるかも知れないし、手段・方法は7時起床ということになるか
も知れない。
もちろん、これはほんの一例にすぎない。あらゆる状況で、こ
の方式を採用するのだ。
「今日は1時にお得意さんとの打合せがある。すると目標は・・・
手段・方法は・・・」
という具合である。習慣化してしまえば、自然にそうできるよ
うになるし、そうなってしまえば、目的、目標、手段・方法を見
誤ることはない。
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メールマガジン『社長の着眼』
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