《今週のテーマ》
★今からはじめなければ間に合わない
ビジネスの世界という熾烈な競争の場にいて、トップは他社と
同じ発想、同じ行動をしていたのでは、勝ち抜ける道理はないで
はないか。せめて数倍、できれば数十倍の準備をするくらいの意
欲が欲しい。
「しかし、トップは忙しい。未来のための準備をする時間的余裕
がない」
そんな弱音こそ、自己実現の最大の敵なのだ。確かに、準備、
その準備のための準備などというと、一見無駄なことだとの印象
を与えるかも知れない。
世界情勢を見るまでもなく、21世紀の変化の速度は、従来体験
したことがないほど速い。その速度に遅れないためには、周到な
準備しかない。
組織の目的と自己目的が合致していることが、自己実現の前提
条件であることはすでに述べた。しかし、これとて漫然と仕事を
こなしているだけでは、合致するわけもない。日々の努力のなか
でだんだんと接近し、やがて重なり合うというものなのだ。
「会社の目的と自分の目的とがどこで重なるのだろう。折り合い
をどうつけていったらいいのか」
常にそう思考する姿勢を持つべきである。社員の目的に合わせ
てくれる組織など、どこを捜してもない。あえぎながらでも、合
致点を見出していく。ビジネスとはそういうものなのである。
なかには、折り合いをつけることを放棄して、組織以外の場で
自己実現を図ろうとするビジネスマンもいる。地域活動に生き甲
斐を見出したり、趣味の世界に生きたりという具合だ。異文化に
触れるという意味からすれば、それも悪いことではないが、ビジ
ネスマンである以上、やはりビジネスの場で闘い、自己実現を勝
ち取るべきではないのか。
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メールマガジン『社長の着眼』
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