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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2007年07月23日号(vol.188)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★仕事とは矛盾の連続である

 「この頃、自分の仕事に矛盾を感じてしまって・・・」
 長いため息とともにそんな述懐をする管理者がいる。まことに 正直な感想だとは思うのだが、正直すぎていささか情けないとい う印象は免れない。矛盾のなかで仕事をするのは管理者のいわば 必然だからである。

 管理者にはマネージメント能力が要求されるとは、よく言われ ることだが、マネージメントというのは、いい意味で上も使い、 下も使い、協力を仰ぐことであり、そのなかで矛盾をいかに解決 していくかということなのだ。矛盾を感じることなくして、それ を解決することなどできない。
 問題は、さまざまにある矛盾を、未整理のまま一緒くたに抱え 込んでしまうところにあるのだ。

 一見手間がかかるようだが、自分の周囲に山積している矛盾 (あるいは諸問題といってもいいが)を分類整理してみると、い ますぐ手をつけるべきものとそうでないもの、つまりは、矛盾を 解決するための優先順位といったものが明確になってくる。まず、 それから実行することを奨めたい。
 このプロセスを踏むことで、どうにもならないかに見えていた 矛盾の糸の複雑な絡み合いがほどけ、解決の糸口も見つかるもの である。この解決の糸口の発見が、実践的な任務・役割の発見と いうことにつながる。

 例えば、部下との関係について矛盾を感じているケースは、多 くの管理者に共通するものだろう。しかし、それがどこからきて いるかを見極めないかぎり、部下に対してどう対処するかという 実践的な任務は、浮かび上がってこないのである。
 自分が部下に指導するもの、援助するものが何であるのかを書 き出してみる。また、部下が自分に期待しているものについても 書く。すると矛盾の原因が次第に、具体的な形ではっきりしてく るものなのだ。世界に冠たる日本企業と誉めそやされているもの の、こういった作業に関しては、驚くほどの後進性をもっている のが、現実のジャパンビジネスの世界。しかし、ボーダレスのい ま、以心伝心などという日本的コミュニケーション手段にいつま でも頼っていては管理者としてはもちろん、ビジネスマンとして も失格である。



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