《今週のテーマ》
★時代の流れ、ユーザーの視点で任務を捉え直してみると
ある商品の企画会議を想定してみよう。あなたはアイディアを
もってその会議に臨んでいる。さて、あなたの任務はどこにあるか。
「もちろん、その会議でアイディアの素晴らしさを訴え、全員を
納得させることに決まっているじゃないか」
果たしてそうだろうか。あなたは、自分のアイディアが、かつ
てなかったほど斬新で、その場に出席しているいかなる上司のも
のよりもすぐれていると熱弁をふるう。弁舌あくまで爽やか、な
かなか好調だ。だが、会議の出席者を納得させるところにスタン
スをおいているかぎり、ポイントはずれてくる。重大“欠陥”が
あるからだ。
いいアイディア、プレゼンテーションの鍵はひとつしかない。
どこまでユーザーのスタンスで考えられたものであるかがそれだ。
自分の社内のスタンスから一歩も出ていないものは、必然的にい
いアイディア、プレゼンテーションにはなりえないのである。
確かに、その会社に過去あったものとの比較でアプローチする
方法も間違っているとはいえない。しかし、最大のポイントはそ
こにはない。もう一歩突っ込んで、ユーザーの視点を踏まえたア
プローチが必要なのだ。なぜなら、ユーザーから支持されない会
社は成り立たないし、ユーザーの支持のない商品はビジネスにな
りえないからである。
視野に社内事情しか入っていないスタンスでは、どんなアイデ
ィアもプレゼンテーションも“井のなかの蛙”的な発想の域を出
ない。これは任務を考えるときも、同様に大切なことである。つ
まり、社内という枠組みを越えた時代の流れ、ユーザーのニーズ
といったことも視野に含んだ任務を設定できるかどうか。そこが
“できる”“できない”の分かれ目になるのである。
---------------------------------------------
メールマガジン『社長の着眼』
毎週月曜日発行
発行元:ヤスンドコム http://www.yasundo.com
---------------------------------------------
|