《今週のテーマ》
★任務、役割を正しく認識してこそビジネスは成功する
現実のビジネスの中では、自分の任務や役割を果たしていない
人間が少なくない。もっと正確に言えば、自分の任務、あるいは
役割が何であるかを正しく認識していないケースがほとんどなの
ではないか。しかし、それではビジネスの成功は覚束ないのであ
る。
ビジネスは言うまでもなく、チームワークで成立する世界だ。
一匹狼という人種もいないではないが、多くの場合、企業人とし
ては大成しない。複数の人間の能力、エネルギーが一点に結集し
てこそいい仕事を成しえるのである。
特に中間管理者には、複数の部下を使える、彼らのエネルギー
を集中させられるという能力が問われる。成功者の話の中には、
しばしば「おかげさまで」「協力を得られて」といった言葉が登
場するが、これなど、仕事がエネルギーの結集の産物であること
を証明するものだと言っていい。
逆に仕事がうまくいっていないビジネスマンには、任務、役割
ということが明確にされていない傾向が強く見られる。それを曖
昧にしたまま、自分勝手に仕事にあたっているわけだ。会議を覗
いてみると、任務、役割の認識ができているかどうかがよくわか
る。
それぞれが主張する意見は確かに悪くはないのだが、たがいに
噛み合わない、その場に適していないという会議の場合、出席者
は自分の任務、役割をどこかに置き忘れてきていることが多いの
である。
「しかし、正しいと思ったことは断固主張すべきではないか」
そのことに異論はない。だが、それも任務、役割をきちんと踏
まえてという前提がなければ、単なる自己主張に終わってしまう。
自分の意見の正しさばかりを言い張っていても、意味のある会議
とはならないのである。
正論必ずしも生産的な意見ならず。このことを知らないと、い
くら雄弁でも信頼は勝ち取れない。肝に銘じておいて欲しい。
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メールマガジン『社長の着眼』
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