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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2007年04月02日号(vol.178)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★どのようにして──チャネル開発はユーザーサイドで

 これは、どのようにして流通チャンネルを開発していくか、と いうことである。
 現在のように“物あまり”の時代でなかったころは、商品の流 通ルート選択権はほとんど大手卸売業者や問屋が占め、小売業者 にはチャネル選択権が与えられていなかった。つまり、上から下 へという一方通行の流れしかなかったのである。

 その盲点をついたのが、ダイエーなどのスーパーマーケット政 策にみられる「流通革命」で、彼らは、従来の流通ルートとはち がうユーザーサイドに立った独自のチャネル開発にのり出し、成 功を収めたのである。

 これは都内のある宝石メーカーの話だが、このメーカーが「催 事販売」なるイベントを行った。
 通常、宝石がメーカーから顧客の手に渡るまでには、一般商品 と同様に、メーカー → 大手卸売業者 → 小売業者 → 顧客とい うルートをたどることになるのだが、宝石というのはそもそもの 原価が他商品に比べてかなり高いので、流通過程での問屋、小売 業者における金利も当然高額になる。つまり、このルートの末端 にある一般客は、流通ルートにおける高額の金利をすべて背負い こまされるかたちで宝石を買うことになるわけだ。
 そこでこのメーカーは、こうした中間ルートをカットして、直 接メーカーが顧客に対して販売し、安い宝石を買っていただこう という企画を立てたのである。このイベントは、むろん大当たり をとった。なにしろ、中間マージンのうわ乗せがなく、市価の半 値以下という宝石がずらりとそろっているのだから、一般客とし ても食指が動かないはずがない。
 これも、メーカー自身がユーザーサイドに立って独自のチャネ ル開発に乗り出し、みごとに成功をおさめた好例といえるだろう。

 つまり、チャネル開発とは、つねにエンドユーザーの側から発 想すべきもので、その基本を示せば、

 ターゲットの設定
  ↓
 ユーザー特性の把握
  ↓
 小売形態との整合性
  ↓
 チャネル選択

ということになる。

 このように考えると、チャネル開発とは、お客様の立場にたっ て売場・代理店・供給先を選択し、育成指導することにほかなら ないのである。


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