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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2007年03月19日号(vol.177)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★何を──マーケティングとはソフトの追求

 商品戦略に関しては、まずどのようにして売れる商品を開発す るか、という問題がある。これを一言でいい表わすのはむずかし いが、現在の状況下で商品開発をするうえでもっとも大切なポイ ントは、

 1. 物に付加価値をつける工夫をする
 2. 機能を拡大していく
 3. 使い捨て感覚
 4. 出前感覚
 5. 消費者の参加意識と選択の尊重
 6. 他商品との差別化

 ざっとこのようなものが挙げられるだろう。
 これをみてもおわかりのように、現在の商品戦略のポイントは、 “物”から“事”へ、“ハード”から“ソフト”へ、という方向 で考えていくのが適切といえる。かつての消費者は、自分たちの 生活欲求、もしくは生存欲求を満たすために商品を求め、そこに 商品価値を見出していた。しかし、“物”が充足し、生存欲求が すっかり満たされた現在、人々は、さらに創造的欲求を満たして くれる価値のある商品を求めるようになったのである。この人々 の創造的欲求にアピールするような商品の開発と供給が現代のマ ーケティングの最大の課題なのだ。

 その戦略、方法はいろいろ考えられる。
 たとえば、従来あったものを組み合わせて新しい商品をつくる (ニュー・コンビネーション方式)というのもその一つだろう。 具体例を挙げれば、ジャー+電気ガマ=炊飯ジャー、酢+しょう 油=ポン酢といったものがこれに該当する。
 また、商品が売れない理由をさがし、それを消去することによ って新しい市場性を見出す(弱点消去法)というやり方もある。 たとえば、女性用ソフトバイクは、一般女性には乗りこなしにく い本格的ビッグバイクをもっと乗りやすく手軽にできないだろう か、という考え方から生まれたものだし、ソーラー電卓というの も、電池が切れる不安や取り替えのわずらわしさをなんとか解消 できないものか、という発想から生まれたものだ。

 このようなヒット商品は、むろん“手”から生まれたものでは なく、「お客様が本当に欲しているものはいったい何か」という ニーズとシーズをさぐり、徹底的にソフトを追求していった結果 もたらされたものであることはいうまでもない。


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