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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2007年02月26日号(vol.174)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★つくった日から劣化するのがシステム

 組織運用の重要なポイントは、次の三点に集約される。

1.組織はつくった日から劣化するので、“システム”や“制度” はできるだけ変化させる。
2.会議(定例的な決定機関・調整機関)などは、できるだけ少な くする。
3.インフォーマルな組織活動を積極的に推し進める。

 1.の「組織の劣化」ということについてだが、もともと“シス テム”や“制度”は、変化に弱い面がある。システムを半永久的 に固定化してしまうと、環境の変化や時代の流れ(価値観の変化) にまともに対応できなくなり、硬直化、形骸化を招くおそれがで てくる。ことに価値観が多様になった現在では、旧来のシステム に安住し、あぐらをかいているだけだと、組織の機能は低下する ばかりだ。
 そこで、システムをつくったら、その時点からたえず、硬直化 していないか、形骸化していないか、目をひからせることが大切 なのである。そして、環境の変化や価値観の変化に応じて、つね にそれを先取りするようなかたちで、システムそのものを変化さ せていくことが大事である。

 2.の「会議を少なくせよ」とは、むろん、議論白熱したディス カッションを否定するものではなく、慣習化した会議、おさだま りの会議をなくせということである。企業内における決定機関、 調整機関等の会議は、ややもするとスタイルに流されて、うわべ だけの浅薄な内容のものになってしまいがちなのである。会議制 をうたってはいても、その実、各人が無責任な態度をとっている にすぎない、ということも多い。こうした会議では、当然のこと ながら、ロクなことが決まらないものである。
 したがって、原則として、会議はちゃんとした目的をもって、 必要と感じている人間がその都度主宰すればよいということにな る。

 3.の「インフォーマルな活動の推進」は、一言でいえば、“た こつぼ文化”からの脱皮ということだ。このことは非常に大切な ことで、インフォーマルな活動を積極的に行なうことが、社員の 自主性を引き出し、組織を活性化させるのにたいへん有力な手だ てとなるのである。自発的に勉強会やミーティングを開くのもい いだろうし、また退社後、社員と連れだって一杯飲みに行くとい うのでもよい。要は、決まりきったルーチンワークに活動を限定 することなく、もっと広い視野をもって、自由でフレキシブルな 活動を心がけることだ。その積み重ねが、組織ひいては会社を大 きく伸ばす原動力ともなるのである。


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