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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2007年01月22日号(vol.170)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★“意外性”の原則

 ここでいう“意外性”とは、けっして“奇”をてらうという意 味ではない。前に述べた制度依存型の『年功序列人事』に堕する ことなく、自分の意志をはっきりと打ち出したマネージメントに よる「人事」を心がけよ、ということである。そのためには、も ちろん周囲がびっくりするような大抜擢があってもいっこうにか まわないのである

 よく「順当な人事」「異例の人事」などといわれるが、「順当 すぎる人事」が多くの企業で、活性化をさまたげる要因になって いることは否めない事実だ。
 「順当すぎる人事」の根底にあるものは、人間の感情も個性も 考えずに、いわば無人格化することによって、ある特定な仕事を 一定の必要な水準で遂行させようとする考え方である。しかし、 この考え方には、社員自身のもつ自己啓発力を高め、やる気を喚 起しようという配慮がまったくみられない。これでは組織は劣化 し、人事そのものも形骸化するばかりである。

 こうした事態を防ぐためにも、自分の意志をはっきり“かたち” に表した“意外性”の人事を考える必要があるのだ。各個人に大 きな夢、ロマンとビジョンを持たせ、あきらめと現状維持を打破 するような刺激が必要なのである。それがひいては社内全体に、 大きな目標に向かっているという緊迫感を与え、従業員が一丸と なる。

 人材の登用、人事に関して、「階層は問わない」と明言したの は、IBM社のケアリー会長である。
 “意外性”の人事とは、経営者が社員個々の人格と個性を認め た“人間性本位”の人事にほかならない。


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