《今週のテーマ》
★異文化を導入せよ
「計画」実践の心がまえとして、もう一つふれておきたいのは、
「異文化との交流・異文化の導入」ということである。
てっとりばやくいえば、ヤキトリ屋のオヤジでも、大学の教授
でも、自分の専門外の人々と積極的に会って、話をきくように心
がけよということだ。そうすることによって、視野を広めること
ができ、しかも、新鮮な刺激が受けられるので、発想力がいちだ
んと豊かになるのである。この豊かな発想力がストーリーづくり
をするうえでの貴重なパワーとなることはいうまでもない。
たとえ自分と同じ業界のトップのやり方を一から十までマネた
としても、けっしてそのトップ企業を追い抜くことはできない。
なぜなら、トップの企業というのは、業界の伝統を踏襲すること
でトップの座を維持しているわけではないからだ。そうではなく、
彼らはつねに、過去の経験にとらわれない経営を志し、既成概念
を捨てて、新たなチャレンジをしていくことで、No1企業としての
座を維持できているのである。
そうした意味で、経営者は、同業者から教わるより、むしろ異
業種から学ぶことのほうが多いといえるのである。
たとえば、トヨタ自動車には有名な「必要なものを、必要な分
だけ、必要なときに」を旨とする“カンバン方式”がある。これ
はもともと、トヨタ自動車が自社の生産を上げるために考え出し
た独自の手法だから、自動車メーカーだけで通用するノウハウと
思われがちだが、じつは、他の業種でも、このマネをして生産性
を上げた実例が山ほどあるのである。
また、他の業界でいい仕事をしていた人々が異業種に進出して
きて、業界に革命を起こしてトップにのしあがるというケースも
多い。彼らが大成功をおさめた原因は、“異業種の手法”をうま
く応用したことにあるわけだ。したがって、異業種に学び、異文
化のよいところを積極的に取り入れる工夫をすれば、「計画」推
進の大きな助けになることは間違いないのである。
---------------------------------------------
メールマガジン『社長の着眼』
毎週月曜日発行
発行元:ヤスンドコム http://www.yasundo.com
---------------------------------------------
|