《今週のテーマ》
★「企画」と「計画」
私の経営理念では、「企画」と「計画」ははっきり明文化され、
その役割も位置づけも異なっている。世間一般に、この両者はと
きとして混同されることもあるようだが、この点をあいまいにし
ておくと、連続する有機的な経営活動が困難になり、どんなすば
らしい企業目標も、文字どおり机上の空論で終わってしまいかね
ない。
そこでまず「企画」と「計画」の本質的な意味のちがいについ
て言及しておきたい。
端的にいえば、「企画」とは、将来の“あるべき姿”を言葉や
数値で表現することであり、「計画」とは、その将来の“あるべ
き状態”に到達するまでのプロセスを具体化すること、というこ
とになる。もっとわかりやすくいえば、「わが社は5年後に売り
上げを3倍に伸ばしたい」あるいは、「社員200人の生きがいを満
たす仕事量を確保したい」という未来の設定が、「企画」である。
そして、その目標レベルにそって、「新商品の開発に着手する」
「市場を拡大する」などの具体的な作戦を立て、それを実行可能
段階まで練り上げていくのが「計画」である。
したがって、計画とは予測でもなければ、ましてや希望的観測
でもない。あくまで外的条件に照らして現実的なプロットでなけ
ればならない。社員がすぐに実演できる台本、それがすなわち
「計画」なのである。
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メールマガジン『社長の着眼』
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