《今週のテーマ》
★ルンルン気分で未来を見よ
これまで数回にわたって書いてきたことのポイントを要約する
と、以下のようになる。
1.経営は問題のるつぼである、という認識を持って、問題とし
て“感じた”ことをすべて素直に列挙してみる。
そして、
2.問題を愚直に愛し、意志を入れて考える。
その際、
3.「問題とするか、しないか」を決める判断基準を、“あるべ
き姿”(自社のアイデンティティーと言い換えてもよい)に
求める。したがって、“あるべき姿”を具体的にイメージし
ていない経営者には、問題をうんぬんする資格などないとも
いえるわけだ。
そして、
4.“あるべき姿”=未来に関連のないその他の問題については、
勇気を持って切り捨てる。こうして問題を絞りこんでゆき、
本当に大切な問題を徹底的に考えていくのである。
ただ、ここでちょっと注意しておきたいのは、問題を切り捨て
たからといって、それが「問題でなくなった」わけではけっして
ないのだから、問題と感じる以上は、いずれ解決の方策を練る必
要がある。しかし、いっぺんにあれもこれも解決するなどという
ことは不可能なのだから、まず基本的な問題、真の問題、今いち
ばん考えなければならない問題を先に考えよ、ということなので
ある。そして、その基本的な問題とは、“あるべき姿”を明確化
することによって、おのずと浮き彫りにされてくるというわけだ。
“あるべき姿”とは、未来のイメージにほかならないのだから、
過去、現在にあまりとらわれず、文字どおりルンルン気分で明る
く設定すればよい。自分の立てた仮設をいろいろな角度から客観
的に検証することが肝要である。
この仮設検証がないかぎり、どんなに豊かな未来のイメージを
描いたとしても、しょせんは絵空事で終わってしまう。この仮設
の検証作業がすなわち「企画」ということである。
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メールマガジン『社長の着眼』
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