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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2006年03月27日号(vol.138)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★問題のないビジネスなどない

 私が過去に著した本の冒頭を引用してみよう。
 『経営は問題のるつぼである。読者にはまずこの言葉を送りたい。 自動車でいえばトヨタ、ホンダ技研のような世界に冠たる大企業 でも、あらゆる企業の代表格のようにいわれている顔でも、その 経営を仔細に眺めてみれば、必ず何らかの問題点がとらえられる ものである。テレビやマスコミに出るそうした優良企業の経営者 には、なんの悩みもなく、ひたすら前進しているように見えるか もしれない。しかし、社会での彼らの素顔を覗いてみれば、大経 営者の名を欲しいままにしている彼らもまた、あなたと同じよう に会社の将来について悩み、苦しみ、日夜考え続けているのであ る。』

 この言葉はそのまま若い人達にも送る言葉になる。要するに、 大企業の経営者であろうと、中小企業者の経営者であろうと、一 個人の、まだビジネス戦線に登場してまもない人たちにも、問題 となることは同じようについて回るということなのである。

 ビジネスとは、言い換えれば、問題解決の場でもある。
 「遠くの山を眺めればいまが見えてくる」
 常にこういう視点から見る癖をつけないと、ビジネスのあるべ き姿は浮かび上がってこない。遠くの山とは、これから進んでい こうとする方向性、つまり戦略のことだ。そこに到達するまでの 目的が明確になってくる。目的を遂行するためには何を目標にし なければならないかがはっきりしてくる。そのための方法、手段 はどのようにしたらいいか、というふうに、常に戦略を基準にし て物事は進行していく。

 ビジネスは、この目的、目標、方法、手段がひとつのサイクル となって、回転しながら戦略に向かっていく。一つの目的に到達 したら、また新たな目的が中心となって遠くの山(戦略)に向か っていく。これが繰り返されて、初めは霞んで見えなかった山が、 だんだんと近づいてきて、はっきり見えるようになる。



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