《今週のテーマ》
★問題解決はマラソンと似ている
問題解決はいっぺんにやろうと思っても、それはムリというも
のだ。たいていの場合、欲張って一挙解決をもくろむ。だが、結
局はなにも解決しないということになりがちだ。マラソンにたと
えていえば、なんのトレーニングも積まず、いきなり、無謀に42.
195kmのフルマラソンに挑むようなものだ。
問題は、まず一つに絞り込む。言い換えれば、いま自分がやら
なければならない課題は何か。それを一つに絞り込むことだ。マ
ラソンなら、5kmをまず走ってみる。5kmが走れるようになったら、
10kmに挑戦してみる。次は20km、そしてとにかく遅くてもいいか
ら歩かないで42.195km走れるようになったら、今度はもっと速く
走るように訓練する。そんなふうに一つ一つ、自分のできる範囲
から固めていく。この方法が問題解決には一番の早道である。ひ
いては、課題推進の重要なポイントでもあるのだ。
しかし、いきなりフルマラソンに出て優勝しようなどと思って
いる人が、意外に多いのだ。走り出した途端につまずくのは目に
見えているのに、それに気付かない。
いい仕事ができる人は、いきなりフルマラソンは走らない。5km
の段階をまず完成させることに課題を置く。それが完成されたら
次の10kmに挑戦する。ちゃんとそういう組み立てを考えて行動し
ている人だ。この組み立てを間違えて、結果できるものもできな
くしているケースが、実際多いのではないだろうか。禅の言葉に、
「得一法、通一法」という言葉があります。多くの問題でも得る
ものは一つ、通過するものも一つです。一つずつの積み重ねが大
きな結果に結びつきます。ビジネスセンスはこういうところから
も磨いていかなければならないのだ。。
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メールマガジン『社長の着眼』
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