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社長・経営者のためのメールマガジン

〜〜〜『社長の着眼』〜〜〜

2005年10月31日号(vol.120)
毎週月曜発行
発行:飯塚保人(ヤスンドコム http://www.yasundo.com)
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《今週のテーマ》
★“らしさ”“個性”はイメージ勝負

 このところ各企業が盛んに文化戦略なるものを打ち出し始めた。 生産効率が第一であった企業理念が転換を求められているという ことだろう。その背景にあるのが、生活者の意識変化であること は間違いない。つまり、豊富に物をもち、物質的には総じて豊か になった生活者が、物以外のものを求めるようになったのである。 実態は定かではないものの耳にいたく心地よい響きをもたらす文 化は、その格好のターゲットになった。

 生活者のニーズは、文化、あるいは文化的なものにあり。この ことを企業が察知しないはずはない。文化に手を染めることが生 活者の心をひきつけるとなれば、企業がその方向に向かうのは当 然である。

 文化戦略は、企業にとってのCI確立の有効な手段である。コ ーポレイト・アイデンティティ、つまりCIをはじめて導入した のは、あのIBMである。50年代半ば、同社は“IBM”という 美しいデザインマークによって自社を強く印象づけることを試み た。無論、当時はCIという言葉が使われていたわけではないが、 それによって、他社とは決定的に違うIBMらしさを打ち出した わけだから、まさに今でいうCIであった。そして、それが世界 戦略のなかで、かなり大きな役割を演じたことは疑いをいれない。

 CIとはその企業の“らしさ”“個性”である。なぜそれが求 められるのか。答えは簡単だ。現代のマーケティングでは、商品 の品質、価格という要素での差別化は不可能だからである。まっ たく同じ品質と価格をもった商品のまえで消費者は頭を抱える。

 これからは、モノを売る時代ではなく、コトを売る時代です。 そのモノを使って、いかに生活が変化できるか、または、コトが 起きるかがポイントです。企業においては、“らしさ”を追求し、 商品においては、モノからコトへ第2商品を追求することです。


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